湘南合宿(2019)
令和元年7月20日~21日
ダイナミックに繊細に、あらゆる場面に、あらん限りの神経を集中し歌い上げた「ヴェル・レク」。 興奮さめやらぬ打ち上げ会場にて。 〈撮影:長谷川嵩(B)〉
〈撮影:長谷川嵩(B)〉
写真左、後列右より4人目、末廣誠先生の指揮のもと壮大なマーラーを歌い上げました。合唱冒頭の限りなく弱声のア・カペラ部分も美しくまとめられたようでした。
ブラームス「ネーニエ」「ドイツ・レクイエム」 撮影:(株)フォトライフ
ブラームス「ドイツ・レクイエム」後の打ち上げ。 オペラシティ ホワイエにて
モーツァルト「戴冠ミサ」「レクイエム」 指揮:秋山和慶 管弦楽:洗足学園ニューフィルハーモニック管弦楽団 撮影:(株)フォトライフ
東日本大震災の9日後となったラッターとロイド・ウエッバーの2つの「レクイエム」公演は、地震・津波で亡くなられた沢山の方々へ、追悼の想いを込め3月20日(日)東京オペラシティにて予定通り開催しました。予想を上回るお客様と共に黙祷をささげ、会場全体が静かな祈りの場となる中、レクイエム2曲を歌わせていただきました。 演奏会後の打ち上げは中止したため、後日「マエストロをはじめ指導者に感謝する会」を開きました。その席上でのマエストロ秋山和慶先生のコメント(要旨)です。
「今回の演奏会、(ほとんどの演奏会が中止に追い込まれる中で)みんなの気持ちが一緒になってちゃんと出来たというのは、日本の音楽史に残る事だと思う。ああいう状況で音楽の力っていうのかなあ、来て下さったお客さんもそれを感じて下さった。振っている僕自身、皆さんから力をもらった。僕の50年近い音楽生活の中で、最も心に響いた演奏会となった。これからも音楽を愛する事の嬉しさ、喜び、楽しさを、ぜひぜひ求め続けていって下さい」
本公演実施に「やりましょう」と力強くひっぱって下さったマエストロ(左)
と、最後までエネルギッシュにまとめて下さった合唱責任指揮者の木村美音子先生(中)。
(右)テノールソリスト中島康晴氏
Kazuyoshi Akiyama and Tokyo Academy Chorus receive an ovation from the audience. (Photo: Hiroshi Nomaki)
蔵田幸一幹事長から同氏秘蔵のD51の写真パネルを贈られ、喜ぶ「テツちゃん」マエストロ。
秋山先生には43年間にわたりお世話になっています。
先生 の暖かーいスピーチです。
現役・OB 旧交を温め、混声大合唱もながれました。