東京アカデミー合唱団の

第62回定期演奏会のコメント

<元新聞社ボン特派員、欧州編集総局長、民放TV解説委員長のNさん>

本当に素晴らしい演奏でした。あそこまでのメサイアが聴けるとは思わず、心から感動し、ヘンデルの偉大さがよくよくわかりました。ベートーヴェンがあれほどヘンデルをほめたたえた理由がわかりましたし、ミサ・ソレムニスへの影響も感じました。対位法多用の難しい合唱をよくぞここまでという気持ちでした。称賛いたします。オケもとても美しく秋山さんに応じていて、好感を抱きました。秋山さんの素晴しさも如実に感じました。小さい部分の省略もかえって曲想を高めました。来年のロ短調ミサはバッハの最高傑作ですし、ぜひ聞きたいです。その時期が来たらお知らせいただけると幸いです。クレンペラーの伝記によると、彼は原則自分の録音は聞かないが、例外がこの曲だと語っておりました(特にキリエ)。ミューザ川崎は初めてでしたが、いい響きでした。またここで聞きたいです。オペラシティよりも好きです」

 

<ICUのOB・OG合唱団長のNさん>

昨日のメサイア、最高です。私もメサイアは自分でも何回か歌い、ほかのひとたちの演奏もききましたが、昨日のメサイアは秀逸でした。特に合唱の響き、 PPでもしっかりとそしてとてもハーモニーが綺麗で、思わずジンときてしまいました。あそこまで仕上げるのはとても大変だったと思います。ミューザ川崎は初めてでしたが、とても響きの良い会場でしたね。特にベースの音が、後ろに反響板があるせいでしょうか、上手に聞こえました。来年の9月18日のロ短調ミサ、もちろん聞きに行きますので切符1枚確保しておいてくださいね」

 

オルガンの和田純子先生

メサイア公演の成功、おめでとうございます。聴きに来ていた友人・知人からも、とてもよかった、大迫力の演奏だった、オーケストラもよく歌っていたと称賛の言葉をいただいております。これまでメサイアはいろいろな合唱団と10回以上共演していますが、オーケストラの編成も合唱の規模も大きく、これまでになく荘厳で、構築的な響きが音楽の伽藍となって、本当に素晴らしかったです。ロ短調ミサもどのような音楽づくりになるのか、とても楽しみにしています」

 

<合唱指揮の吉田行地先生>

お客様の評判が良かったことは、とても嬉しくまたホッとしました。今井治人(当団合唱指導者のお一人)さんも聴きに来ていたようで、感激したとメールをいただきました。この本番が次のバッハに繋がって行くことを願います」

 

<二期会21事業本部部長Oさん>

「ミューザ川崎を満たした晴れやかなパワーをいただきました。素晴らしいメサイア演奏となりました」

 

<他合唱団テナー・パトリSさん>

素晴らしかったです。あれほどの大人数でもメリスマが綺麗に合って、強弱がはっきりし(これは当たり前か)、大人数だからか迫力があって、良かった。ソプラノのソ

ロにも、うっとり聞き惚れてしまいました」

 

<国立大大学院教授Fさん>

素晴らしい《メサイア》でした。序曲のシンフォニアの出だしから、いつもながら東響はなんとやわらかな、つやつやした音色だろうと感嘆しましたが、合唱の響きも、東響の音色と完全に調和していました。918日の《ロ短調ミサ》、手帳に書き込みました

 

<元新聞社執行役員Iさん>

「ミューザ川崎を経験するのは初めてでしたので、期待が先行しておりましたが、

それを裏切らない素晴らしいコンサートホールでした。しかも、ヘンデルのメサイアで、何と幸運だったことか。とりわけ、第3部のバスとトランペットの掛け合いが、小気味よく、しかも素晴らしい音響だったと、深い印象を刻むことができました」

 

<元新聞記者Mさん>

「3時間にも及ぶあの大曲をよく、ここまで仕上げたなあ、と心底、感銘しました。

とりわけ、合唱に関しては、相当の時間、中身の濃い練習をしたのでしょうね」